私たちの一生において、歯を残すための努力が報われず、何らかの理由により歯を失ってしまうことがあります。
これには多くの理由がありますが、虫歯や歯周病（歯槽膿漏）が大きな原因であることがしられています。
また、交通事故が原因で歯を失ってしまうこともあります。
その場合、失われた歯の数に関係なく、早くその部分を人工の歯で補っておかなければならず、それを怠ると歯並びが悪くなってしまうなど機能上の問題が生じます。（咬合崩壊）

それでは、このような場合にどのような治療法があるのでしょうか？
ブリッジ、取り外し式の入れ歯でしょうか？
患者さんの多くは、実際のところ取り外し式の入れ歯を不愉快な悩みのもとと感じています。
しかし、現在ではもう一つの方法があります！それがインプラントです。

歯がなくなって生じた隙間をなくす方法として、通常は人工歯の保持のために隣の歯の支えが必要であり、その場合には健康な歯を多少なりとも削ることになります。周りの歯に負担をかけてしまいます。
また、歯が抜ければ、そこの骨は痩せてきます。そうなれば口元の筋肉は余ってきてしわができます。
つまり老け顔になってしまいます。しかし、インプラントを入れればその骨のふくらみは保たれ（＝歯がある状態）、口元のふくらみは保たれるのです。大きく言えば顔貌の老化も防げるのです。

インプラント治療においては歯だけでなく、歯根も交換されます。
つまり、歯の代わりとしてインプラントが顎の骨のなかに埋め込まれます。
インプラントは年々発展して素材や大きさも最良のものになってきています。
入れ歯しかないとあきらめる前に是非ご相談ください。最近では安価なアジア産のものもありますが当院では。臨床経過の長い安全性の高いドイツ製のものを使っています。

術前	術後
術前	術後